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現代パロ

以前呟いた現代パロディ妄想まとめ。ゴスペラーズのSoul Seranade聴きながら妄想してたら、トレンディドラマ風味になっちゃったよ。
初めて会った時から友達だなんて思ってなくて。
ずっと君のこと好きだったんだ。
どうすれば君を手に入れられる?
もっともっと僕を見つめて…





付き合い始めてから毎晩君のことを思い出す。

今何してるかな。この前のデートは楽しんでくれただろうか。

いつも快活な笑顔を浮かべている純粋な君。

そんな煌めく君の瞳を、情欲に濡れた熱い視線でぐちゃぐちゃに乱してみたい。

でも、怖がらせたくない。

だから今は善人の皮を被って誤魔化す。





君と過ごす初めての夜。

なんだか落ち着かなくて手持ち無沙汰にしていると、君から僕の隣に来た。

「なんだかドキドキしちゃうね?」

なんてはにかみながら、僕を見上げてくる。

夜空のように煌めきながらも深い闇色に映る僕のくすんだ灰色が溶け込んでなんだかたまらない気持ちになる。





もっともっと溶け合って、どこまでも深く深く繋がってしまいたい。

他の誰かが入り込む隙なんか作らせない。

ありのままの僕らがいれば、ただそれだけで。





なんだか、最近君との時間が上手く取れない。

お互い仕事も忙しかったり、体調があまり良くない時が重なって。

気がついたら3ヶ月。

最後に会ったのは、クリスマスだったかな。それさえ曖昧なくらい君との距離を感じてた。

そして、他の男の気配も。





「もう、これで最後にしましょう。あなたとの時間は楽しかったわ。今までありがとう…。」

震える唇。無理やり作った笑顔。僕の言葉を聞かずに去る背中。

待ってくれ、とかまだ好きなんだ、とか何か伝えたいのに動かない身体。

木霊する君からのサヨナラ。

どうしたらいい?





しばらく茫然と立ち尽くして、ふと我に返る。

現実逃避してる場合ではない。彼女に電話しなければ。

「…出ない。」

直接会いに行くしかない。



駅の改札を通り抜けて、電車を待つ。

次の特急に乗れば、彼女に追いつけるかもしれない。

ずっと側にいてくれる、なんて。

僕は君に甘えすぎてたんだな。





彼女の家の最寄り駅に着く。

会社帰りのサラリーマンや、部活帰りの学生を掻き分けて走り出す。



本当に、僕は馬鹿だ。



自分の想いを伝えることを怠けて、彼女の優しさに甘えて。

失くしたくない、大事な人なのに。

人混みの中、揺れる艶やかな黒髪を見つけた。





「キャシー! 待ってくれ!」

そのまま、歩き出す、彼女。

「俺の、話っ聴いてくれっ…」



その細い腕を掴み、そのまま自分の胸の中に引き寄せる。



「…あれだけ放っておいて、今更何?」



彼女の冷たく、暗く沈んだ瞳が僕に突き刺さる。

あなたの話なんか、聴きたくないのと視線で訴える。





「ごめん。俺、お前の優しさに甘えすぎてたよな…。寂しいなんて、自分から言う奴じゃないってわかってたのに。俺が悪かった…。」





俯いたまま、たじろぎもしない彼女に心拍数が上がっていく。

謝ったはいいが、あんたはもうお呼びじゃないのなんて言われたら…

俺は正気を保てるだろうか。





「そんなに大事なら… もうこんな想いは二度とさせないで。約束、出来る…?」

スーツの衿をギュッと握りしめながら、擦り寄る愛しい人。



「ああ、約束する。本当に悪かった。…愛してるよ。」

「…私も。愛してるよ。」
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